26)「無添加化粧品」と「自然化粧品」のカラクリ

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あなたは自然とか天然という言葉や植物系無添加と見たり聞いたりするとどう捉えますか?

すごく良いと取られる方は多いのではないでしょうか?

食生活で考えれば、これらの言葉が身体に良い食品選びのポイントになるかもしれません。

しかし、化粧品においては良いイメージを膨らませるだけで実際は肌の健康とは関係がありません。

自然化粧品と聞けば自然の素材で作られた価格の安い化粧品というような認識をしていませんか?

しかし、その実態は肌環境を破壊するような成分ばかりを寄せ集めて作った化粧品なのです。

そのような化粧品がよく売られるようになったのは、1982年から2001年3月まで実施された「表示指定成分」の制度のためでした。

表示指定成分とは、かぶれを引き起こしやすい成分を厚生省が指定し、それらの成分を使用する場合には必ず商品に表示するよう義務づけたものです。

その目的は、かぶれてしまったときにどの成分が原因か特定しやすくするためとかぶれ予防でした。

おもな指定成分は酸化防止剤や防腐剤のエデト酸、パラベン、ジブチルヒドロキシトルエンなどです。

それらの成分には確かに毒性がありますが、かぶれるのは使用する人の肌のバリアゾーンが壊れている場合だけです。

そのバリアゾーンは合成界面活性剤によって壊されます。

バリアゾーンが壊れなければ、表示指定成分が皮膚に浸透せず、かぶれることもないのです。

逆に指定成分が入っているということは、その成分が酸化、腐敗しやすい天然素材の植物油脂を多く使っている証拠になります。

表示指定成分となっていた化学添加物は、肌環境を壊さない原料を使用しているために必要なものであり、それ自体がかぶれを起こすことは滅多にないものでした。

しかし、ひとたび化学添加物は怖い、かぶれの原因になるという意識ぐ消費者に広まると人々はその意識から抜け出せなくなったのです。

表示指定成分を添加しないためには、酸化、腐敗しやすい天然素材を使わなければいい。

最初から腐らないし、半永久的に変質もない合成ポリマーを化粧品の基盤に使い、乳化剤には合成界面活性剤を使う。

これなら腐らないし、嫌な匂いもしません。

コストが安い上、大量生産ができるので価格も安く設定できます。

無添加化粧品や自然化粧品は、名前のイメージからくるような「自然素材を基調とした肌に優しい化粧品」とは正反対な化粧品なのです。

いったん固定したイメージがつくと簡単には離れません。

消費者は、その後メーカー各社の矛盾したキャッチコピーに踊らされるようになりました。

「ホホバ油を使用」「お肌を守るアミノ酸系」「石油は使っていません」「無添加化粧品」など聞こえは肌に良さそうに聞こえます。

しかし、どんなに肌に良さそうな原料が使われていても、皮膚の仕組みを無視し肌バリアを破壊しては化粧品としての価値は全くありません。

全成分表示が義務付けられた以上、私たちは化粧品メーカーのコピーに惑わされないためにも成分についての知識を深め、しっかりと確認することが大切です。

それが、自分の肌をこれ以上早く老化させないための最善のエイジングケアです。

 

ビューティーKATO

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